瑪瑙ルンナについて。
瑪瑙ルンナはアメリカ在住の日本人作家で、主に洋服とアート、音楽を結合させた活動を行っている。ロンドンのビクトリア・アルバート・ミュージアムにて作品が永久保存され、ヘイワードギャラリーでのグループ展に参加、またロサンジェルスでは、構造的には着用できるが実用性のない服をファッション・ショー形式で定期的に発表し、常にアートとファッションの境界線に挑戦。
またバンド「セックス・ロバ」にて、ボーカルとビジュアルを担当した後「ジャンポール・ヤマモト」を結成し、ローカルのライブと並行して、音楽を通して徐々にパフォーマンスの実験的な試みも開始。2012年より服のみをテーマにしたアートパフォーマンス・グループ「レ・ソーイングシスターズ」をスタート。服や縫製に関する楽曲、リズムパターンを襟の形にして音を出し、ファッション・ショーの音楽に使うなど、音楽とアートパフォーマンスを合体させた活動を展開している。また2020年にドキュメンタリー映画も完成し、
それまでの活動が映像化された。